第41回越谷健康マラソン祭
2018年3月4日(日)
埼玉県越谷市にある県民健康福祉村にて開催。
1周1.73キロのコース。
ウオーキング…1周の部か2周の部
マラソン…2周、3周、5周の三択
(ただし小学生のマラソンは2周のみ)
子供たちと一緒に走る予定だったので、2周(3.7キロ)を申し込んだ。
参加費用は1人800円と安い。
当然、タイム計測はないので各自測定。
そして、この大会はインターネット申込みがないので注意。
越谷市役所のスポーツ振興課か、市内何カ所かの老人福祉施設にて直接申し込む必要がある。
そう、参加者の平均年齢は極めて高いのである。
そして参加者のほとんどはウオーキングへの参加であった。
マラソンもやはり2周への参加者が圧倒的に多い。小学生の姿もちらほらと見かけた。
親子マラソンも数組いたようだ。
少年野球かサッカーか分からないが、団体で参加している小学生たちもいた。
県民健康福祉村に隣接する老人福祉センター「けやき荘」にて受付が行われ、荷物置き場などが設けられた。
そして入口付近で始まった開会式。
な、長い……。
市長を始めとして、○○議員だの○○協会会長だのとにかく肩書きを付けた方々の「御挨拶」の多いこと多いこと。
そして、ご紹介された○○会長たちは事情により欠席の方が多く、代理人が挨拶を勤める事も多々あり。。。
いったい何の式典だ?と思ってしまうほど、延々と御挨拶が続いた。
子供たちが飽き始めるよりも早く、おばさま達のおしゃべりタイムとなっていた事は言うまでもない。
お年寄り達がメインであるから、こういった御挨拶が大切になっているのだろうか……?
この開会式は30分近く行われた。
福祉村のスタート地点に移動し、準備運動、そしてすぐにスタートとなる。
しかし……!
トイレを我慢していた人が多数いたのだろう。
スタートしようとしている時に、トイレにいっている人が多発。
急遽トイレタイムが設けられ、スタート時間は遅れた。
まず5周マラソン、そして3周、2周マラソンと並び、その後方にウオーキング参加者が並ぶ。
スタートの号砲が鳴り響く。
ま、まさかの全員一斉スタート…。
5周マラソン参加者には本格的マラソンランナーの姿もちらほらとあった。
ただし、ほとんどのランナーは素人ランナーだらけであり、スタート渋滞に巻き込まれる。
果敢に飛ばそうとする小2の次男。
次男にとって3.7キロは初めて走る距離だ。
大丈夫だろうか……。
次男をスローダウンさせ、暫くは流れのままゆっくりと走る事にする。
やがて列もばらけ出しペースをつかむ。
前を走る2人の老人ランナーとペースがシンクロした。
しばらく追走する。
1周目通過タイムは約12分。
これでも結構抜いた。
そして次男がへばりだした。
次男と手を繋ぎながら、2周目へ突入。
老人たちに離されてしまったので、ペースを上げる。
先行していた他の小学生たちも皆へばって歩きだしていたので抜き去る。
ペースメーカーとしていた老人のうちお一人がスローダウンし、抜く。
今までありがとう…。
もう一人の老人ランナーに標的を合わせる。
かなりの高齢と見受けられる。
走るフォームもなんだかおかしい。
しかし、安定したペースで走り続けている。
ああ、これが「健康」なんだなと。
俺も歳を取ってもこうありたい、そう思わせてくれるご老人であった。
ラストスパートをかける。
尊敬の念を込めつつ、ご老人を抜き去る。
3.7キロのタイムは21分38秒。
子供たち2人も一度も歩く事なく完走。
小学2年生が20分以上走り続けた事は、誉めてあげたい。この辺の年頃は、体力もそうだが、何より気力の勝負のほうが大きい気がする。
小学4年の長男はまだまだ余裕がありそうだった。
天候に恵まれた本日。
気持ち良く走る事が出来た。
そして老人福祉センター内で閉会式という名の「抽選会」が始まった。
ゼッケンの番号で抽選されるやつである。
6等、7等、8等は事前に発表されていた。
かなりの当選者が出ている。
俺は6等「醤油」が当選した。
(ちなみに7等は味噌、8等はポケットティッシュ詰め合わせ)
5等から上は閉会式で発表される。
5等「キャノーラ油」
特別賞「バスタオルらしきもの」?
4等「5食入インスタントラーメン」
また特別賞
3等「マグボトル」
また特別賞
かなりの当選本数が大盤振る舞いされているが、二人の子供たちはいまだ当たらない。
さすがに全員が当たるというまでにはいかないのだろう。
そして多分2等(もう何等とか言わなくなったので)ボックスティッシュ5個組が子供たち2人とも当選となった。
赤ん坊がグズリだしていたので、ボックスティッシュをもらい閉会式を後にした。
1等は多分お米(2㎏くらい)かと思われる。
たまにはこんなほのぼのとしたマラソンもいいものだ。
しかし、花粉はきつかった…。