NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

2018みんなで遊ぼうフィッシング祭りin しらこばと

 

2018年11月11日(日)

 

遂に今年もこのシーズンとなった。

 

思えば1年前のこのフィッシング祭りでは、家族4人で挑んだエサ釣り(30分1本勝負)でまさかの全員一匹も釣れないという屈辱の大敗を喫した祭りであった。

 

あれから一年・・・

あの屈辱を忘れた日は1日もなかった。
枕を涙で濡らした日も数え切れない・・

いよいよリベンジの時が訪れたのである。

 

昨年はゆっくりと中途半端な時間に出掛けてしまったせいで、駐車場に入るのに40分以上かかった記憶がある。


今年は早めに出発。
開場の8時30分には遅れたが、9時頃到着。
駐車場待ちはなかったが、すでに第1駐車場は満車寸前でギリギリであった。

車を停め、いざ戦場へ向かう。

 

クーラーボックスを持っていく。

これは、空のまま帰ってくる事は絶対に許されない事であると自分に言い聞かせる為でもある。

 

開場入りを果たし、エサ釣りのチケットを購入する(貸し竿、餌付1人300円。3匹まで持ち帰り可)。

 

決戦の時までまだ時間はある。

その間子どもたちは金魚釣りに勤しむ。

 

俺はただひたすらコンセントレーションを高める事に専念した。
燃え上がれ俺の中の小宇宙よ。

 

そして、早めに並ぶ。

いい場所を取る為だ。

しかし、どこがいい場所なのかは誰も知らない。

答えは見つからないまま、いよいよ入場となる。

人生の如く流れるプールを彷徨い、無駄に遠い処に陣取った。

エサのコーンを針につけ、開始の時を待つ。

 

そして。

一年間待ち焦がれた戦いのスタートは切られた。

 

開始10秒。

うん?

ピクピク・・

グィッ・

あっさり一匹目ゲット!!


ざわ・・ざわ・・・

 

「アイツもう釣りやがった・・」

 

周囲の釣り人達がザワメク。

俺はニヤける事を必死に我慢し、さも当たり前のような冷静な顔を装った。

 

そして、その1分後。

 

早くも2匹目ゲット!!!


ざわ・・

    ざわ・・ざわ・・・

         ざわ・・ざわ・・ざわ・・


当然周囲はまだ誰一人として釣れていない。

いきなり2匹釣り上げた俺への注目が高まる。

 

(アイツナニモノだ!??)

 

もうダメだ。

このエクスタシーを抑える事が出来ない。

今日の俺は間違いなく一味も二味も違う。

何かが降りてきた。


3匹目を釣り上げた時点で終了となってしまうのだが、まあ仕方ない。

早々と勝利の凱旋離脱を決め込む事にした。

 

 


そしてそれから28分。

一匹も釣れなく、終了・・。

何の見せ場もなく、ただ釣竿を提げているだけのおっさんであった。


釣果

嫁 3匹(大物含む)
長男 3匹
次男 3匹

俺 2匹


開始早々天国にいたはずなのだが、終わった頃には・・・

 


その夜も枕を泪で濡らした事は云うまでもない。