NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

スケート

最後にスケートをしたのはいつだろう?

 

埼玉県東部地区に住む者にとっては、スケートといえばしらこばと水上公園が鉄板であったのだが、いつの間にかしらこばと水上公園のスケートはなくなっていた。

 

おそらく小学生か中学生の頃に行ったのが最後のスケートであろう。

 

そう、その時から実に30年近い年月が流れて……

 

ふと思いたち、スケートに行くことにした。

 

子供たちにスケートというものを体験させようと思った。

 

さて、どこでスケートが出来るのだろうか?

 

レイクタウンには毎年小さなスケートもどきのようなリンクが設営されるが、俺が求めているのはこれではない。

 

インターネットで調べると、近場でもスケートが出来る所が簡単に見つかった。

 

川口グリーンセンターとさいたま市にある沼影公園でスケートが出来るという。

 

川口グリーンセンターのほうが混雑が激しいとの情報が多かったため、沼影公園のほうへ行くことにした。

 

沼影公園のほうが広く、混雑もそこまで厳しくはないらしいのだが、基本的に何もかもが古く昭和嗅漂う施設との事。

 

沼影公園というところを今まで知らなかった。夏場にはプールもある。

 

もともと丸一日やるつもりはなかったので、早めに昼食を済ませて午後一時すぎに到着。

 

たまたまか、駐車場も1台空いていたので待つことなくスムーズに車を停める。

(駐車場料金は無料!)

 

入場料は大人が640円、子供は310円。

貸し靴が360円。

大人だと一人ちょうど千円ぽっきり。

 

前情報通り、年季の入ったスケート靴…。

結構ぼろぼろなものもあるが…。

俺はそこまで気になるレベルではないが。

 

さて、スケートリンクに到着。

思っていたよりも広い。

そこまで混んではいない。

リンク脇の日当たりの良いベンチに座り、まずは嫁と子供たちが出陣した。

(嫁と交代で赤ちゃんを見ている為)

 

嫁も数十年ぶりのスケート、まずは手すりにつかまりながら歩く。

そして、人生初スケートとなる子供たち。

当然何度もすっころび、滑れるはずなどない。

 

嫁と交代し、俺の出番となった。

 

子供たちに男のスケーティングというものをまずは見せて教えてやろうと意気込んで行ったのだが……

 

やはり、俺も手すり界の住人となってしまう…。

手すりにつかまらないと、歩くことすらままならない…。

これまで数十年間使ってこなかった場所の筋肉が悲鳴をあげている!

 

僅か1周しただけで、緊急ピットイン。

嫁と交代する。

身体のあちこちが痛い。

足も痛い。

こ、こんなはずでは……。

 

嫁は手すり界から抜け出し、手放し状態での移動を可能としていた!

しかし、子供たちに教えるまでの余裕はない。

 

やはり、俺の出番だな…。

 

2度目の出陣。

 

120%の勇気を振り絞り、手すりから手を離す!

 

とにかく、転びたくない。

マトリックス的な動きをしながら、必死に転ばぬようにもがく。

危険を察知したのか、避難する周囲の人々。

すまん…。

 

そんな格闘の甲斐あってか、なんとか手放しで移動する状態から、なんとなく滑っているようなところまでは来れた。

 

もちろん、子供たちに教える余裕など皆無である。

子供たちよ……

自力でなんとかしてくれ……。

 

そのうち、子供たちもなんとかなってきた。

たくましいものだ…。

 

この日は天候に恵まれよく晴れていたのだが、次第にリンクもシャーベット状の氷が溜まってきた。

混雑もピークに差し掛かったと思えるが、そこまでストレスを感じる混雑までには至らない。

 

午後3時から整氷マシンが入り、休憩タイムとなった。

この整氷タイムは何時からと決まっているわけではなく、その日その日の状態によって決まるらしい。

時間も30分近くかかるので要注意。

(この整氷タイムで帰る人もけっこういた。)

 

整氷タイムが終わり、再び滑りだす人々。

明らかにさっきまでと滑り具合が違う!

スルスルとよく滑る!

 

しばらくして子供たちも疲れてきたようなので(誰よりも俺が限界であったのだが)、帰路に着いた。

 

まあとりあえずはスケートというものを満喫出来たから良かったかな。

 

ここは圧倒的に小学生くらいの子供を連れた家族連れが多かった。

子連れスケートにはもってこいの穴場的リンクかな。

おすすめスポット。