NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

かすみがうらマラソン2019

2019年4月15日(日)

かすみがうらマラソン2019

 

いよいよ今シーズンを締めくくるマラソン大会。

走るのは、今シーズン最高距離10マイル(約16km)。

今までの最高距離は、10kmを2回走っただけだ。

そして、相変わらずの練習不足。

 

更にこの週は店舗改装により仕事が猛烈に忙しかった(万歩計の歩数は1日4万歩を突破)。
そして毎日遅くまでの労働に、休日出勤。
ジムに一回も行けなかった1週間。

 

ラソン当日は、お決まりの二日酔いだ。

 

そしてスタート地点に立つ。

 

Bブロックからのスタート。

あれ?

B???

初めての10マイルとあって、かなり遅めのタイムを自己申告したはずだが・・・
(スタートブロックは申込み時の自己申告タイムにより振り分けられる)

後ろにはCブロック、Dブロックとかなりの人数が。

 

俺、ここにいていいの??

 

しかし今さら前にも後にも移動は不可能だ。

 

周りが早くても焦るな。

「マイペース」だ。

そして、とにかく無事に完走する事。

 

それだけを念じ、スタートとなった。


平常心だ。

 

10kmの時は、1km6分ペースでギリギリの戦いであった。

今回は1km6分20秒のペースで順調に進む。


5キロ6キロあたりで、体内に残っていた悪魔の酒が悪さを仕掛ける。


かなり辛くなってきた。

 

「とっとと歩いて楽になっちまえよ。」

 

悪魔が脳裏に語りかけてくる。

 

8kmすぎ。

「中間地点」の看板に心が折れかける。

 

脳内の悪魔との話し合いの結果、10kmまでは頑張って走ろう、その後は自由に歩いて良い、という結論に達した。


霞ヶ浦の畔に達した10km地点。

通過タイムは1時間2分。

 

まだ行けるか?

もう少しだけ頑張ってみる事にした。

 

次の1kmは7分かかる。

 

やはり未知なる挑戦の前に、明らかにペースは落ちている。

抜かすよりも抜かされる人数のほうが多い。


人里離れた霞ヶ浦湖畔。


しかし、地元中学生らしき男女が沿道のあちこちで励ましの応援をしてくれている。

 

通り過ぎるランナーとハイタッチをする者達も。

そしていつしか俺も、柄にもなく走りながら中学生達とハイタッチをするようになっていた。

 

ただし、右手のみ。

 

何故なら、左手は鼻を拭って鼻水まみれであったからだ。
こんな鼻水まみれの左手で純粋な少年少女達を汚してはならない・・・。

 

何人の中学生や応援のおじさんおばさん達とハイタッチしただろうか。

 

確かにパワーを貰った。

 

残り3km。

残り2km。

残り1km。

そして、ゴール。

 

初チャレンジの10マイルを無事に完走したのである。

 

やれば出来る。

 

出来た!!!

 

タイムは1時間42分26秒。

 

3773人中1887位。

 

40代男子の中だと
1062人中521位。

 

ギリギリ半分よりは前でゴール。

 

初チャレンジとしては上出来だ。

 

次なる目標「ハーフマラソン」が視野に入ってきた。

 

 

ラソン後に付近のスーパー銭湯へ。

体重が3キロ落ちている。


缶ビール缶チューハイで乾杯し、その後は飲み屋で祝杯をあげた。

 

ベロベロに酔っ払って家に帰り、体重を測った。

 

銭湯で測った時より5キロ増えていた・・・。

 

あれ?

 

走る前より増えてる???