NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

川口ツーデーマーチ

第十回川口ツーデーマーチ

その二日目に初参戦。

初のウォーキング大会。

しかも家族全員での参加である。

長男(小4)、次男(小2)、嫁、

そして生後10ヶ月の三男坊を抱っこした俺。

 

初めての参加とあり、6㎞のコースにするつもりであったが、このコースだとすいとんを配っているポイントを通らず、すいとんにありつけない事が判明した。

 

すいとんが食いたい…。

 

急遽、10㎞コースに変更した。

 

当日受付で大人は一人千円。

子供は無料。

 

受付を済ませ、出発式に参加。

やはり予想していた通り、ご高齢の参加者ばかりだ。

若者といえば、地元の野球少年たち、中学校の部活の生徒たちが団体で参加しているくらいだ。

赤子を抱っこしている者などどこにも見当たらなかった。

 

10時30分 スタート。

汗ばむくらいの晴天。

かなりの人数が列をなして進む。

信号待ちなどで列が溜まったりばらけたりしながらも、やがては集団がほぐれてきた。

 

子供たちは地図を見ながら進むという行為が嬉しいのか、分岐点やトンネルなど地図に書いてあるポイントを通過するたびにテンションが上がっていた。

 

俺は普段ジムでさんざんウォーキングをしてきているので余裕であるはずなのだが、10㎏の子供を抱っこしながらの歩行は、進むにつれやはり厳しさを増してきた。

しかも、赤ん坊はほとんどの時間熟睡していた為揺れないように頭をおさえたりしながら気を遣いながらの歩行となる。

 

平坦な道だけではない。

登り坂もあれば、下り坂もある。

階段もある。ぬかるんでる泥道もある。

次第に余裕はなくなってゆく。

子供たちもへばってきた。

「6㎞コースにしておけばよかったか…?」

そんな思いもふと頭をよぎる。

 

そして5㎞を過ぎたあたりで。

嬉しい「すいとん配給所」だ!!

 

ここはすでに、31㎞コース、20㎞コースとも合流しているので、結構な人数が並んでいたが、当然並ぶ。

 

「う、美味い…!」

 

嗚呼、やはり10㎞コースにしておいて良かった!

 

子供たちもすいとんを食べて、テンション復活。

後半戦が始まる。

 

そして最初の歩道橋の上り下りで、いきなり疲れたと言い出す子供…。

 

登山で言えば、帰り道の下山にあたる道のりか。

その昔、俺は軽い軽い登山をしていた事もある。

その時の経験からすれば、登りよりも下山道こそ気を付けなければならない。

 

市街地に入り、車も通る。

車に気を付けながら、ウォーカーとしてのマナーもしっかり守るよう心がける。

 

ゴールまでのカウントダウンを始めたかのように、少しづつ近づくゴール。

 

そして、スタートしてから3時間後。

13時30分。

無事にゴールを果たした!!

ゴール直前に赤ん坊は目を覚ました。

おいしいとこだけしっかり持っていったな…。

 

股擦れか、股が痛い。

足の裏も怪しい痛みが。

抱っこ紐がくいこんだ肩と首も痛い。

あと腰も。

身体のあちこちがボロボロになりつつも、ゴールの達成感を得る。

 

ここ数年全く運動などしていないであろう嫁が意外にも全く平然としていたのが、驚きであった。

 

そして、最後は気力を振り絞ってゴールしていた子供たちであったが、しばらくするとゴール地点の公園で走り回って遊び始めた!

やはり子供は元気だ。。。

 

俺はというと、その公園に出店して売られている「生ビール」というやつをただただ見つめていた。

うまい商売しやがって…。

地元の駅から車であった為、飲む事は出来ない。

ラムネで我慢する。

 

ゴール後の生ビール。

これは次回以降取り入れるべき課題である。

 

そう。

次回。

 

来月開催される「隅田川ウォーク」。

これに参加しようか検討中である。

(事前申込み不要)

 

子供たちは何かを感じることが出来たであろうか?

何か少しでも伝える事が出来たであろうか?

 

それは分からないが、とにかくまた。

歩いてみる。

 

そして再来月。

地元で開催される「親子マラソン」に参加しようか検討中である(2.5㎞)。

 

かつては俺もランナーであった。

 

いつの日か本格的なマラソンに挑戦したい。

少しづつ前に進んでいきたい。

ランナーとしての自分を取り戻せるその日まで。

 

まずは痩せなきゃ。