NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

埼玉県民の日と東武動物公園

11月14日は埼玉県民の日。

公休日と重なった。

 

子ども達は小学校が休みとなり、東武動物公園に行く事にした。

 

埼玉県民の日は、大学生以下の学生は入場無料となるのである(埼玉県民以外でも)。

 

県民の日といえ、世の大人たちは普通に仕事であろう。
そこまで混雑はしていないだろうと思って10時30分頃到着。

 

甘かった・・・

 

駐車場入口から長い車の列。
すでに第1第2駐車場は満車。
第3駐車場もかなり埋まっており、すでに入口からは遠い場所しか空いていない。

 

そして、子供は無料でも大人は入園券を買う必要がある。

チケット売り場が凄まじい行列となっていた。
ゆうに100人以上は並んでいる。

 

しかし、数日前に北千住のチケットショップで東武動物公園の入園券を買っておいた我が家は並ぶ事なく悠々と入園した。


事前準備が見事に成功した!
しかもお得に!
優越感に浸りながら入園し、最高のスタートをきったのである。

 

今日は2歳になった3男が主役。
遊園地ゾーンは行かず、動物園ゾーンで過ごす事にしていた。
乗り物にお金を使わない分、動物の餌やりをいろいろやろうと。

動物園ゾーンもかなりの混雑となっている。
いかに効率よく立ち回れるかが鍵となる。

 

毎回、熊のエサが売り切れになっているのを思い出し、入園後すぐに熊ゾーンへ向かった。
すでに熊のエサは売り切れ寸前だったが、なんとか2個ゲット。
この熊のエサやりは、ヒツジなどのように直接手であげる訳にはいかない。そんな事をすれば大惨事だ。
オリへと繋がるベルトコンベアがあり、そこの容器にエサを乗せハンドルを回してエサを運ぶのである。
ハンドルを回すというアミューズメント的要素もあり、子供たちには大人気だ。
もちろん激混みだ。
手に入れたエサを一旦温存する事にした。
エサが売り切れて空いてきたらもう一度来る作戦だ。

 

改めて、じっくりと動物園を回る。

鹿、ヒツジ、ヤギ、ガチョウ、鯉、様々な動物たちにエサをあげる。
エサは100円か200円。

 

そして、お昼ごはん。
持参した弁当を手に、イベントスペースへ。
(昔はハッピーオンステージという名称だったが、いつの間にかリニューアルしてキレイになっていた)
何のイベントもやっていないので、もちろん席はたくさん空いている。
同じように昼ごはんを食べている家族連れが数組。

 

食べ終わろうかという頃。
イベントステージで「バードショー」のリハーサルが行われるというアナウンスが。
ようは練習だ。

 

せっかくなので、最前列に移動して見ていく事に。

バードショー(リハーサルバージョン)が始まり、やがてよくある

「じゃあ、手伝ってくれるお友達いるかな〜?」

のコーナーとなった。

 

少ない観客の中から数人の子ども達が名乗りを上げる。

そして、満点の笑顔で手を上げていたうちの次男坊(小3)が選ばれた!

 

バードショーのお姉さんのボケの片棒を担がされ、飛んできた鳥が腕に止まる、という役割を果たした。
無事に舞台デビューを果たした次男坊も満足そうだ。


さて。

 

再び熊ゾーンへ。

すでにエサはとうの昔に売り切れとなっている。

熊はまったりと横になっている。

 

そこへ、エサを持った我々が近づいていった。

 

「アイツら何でエサを持っているんだ?」

 

何も知らぬ一般ピーポー達の羨望の眼差しを受けつつ、エサやり地点へ向かう。

 

ニオイでわかるのだろう。

動き出す熊。

そしてコンベアにエサを乗せ、ハンドルを回す。

立ち上がりオリにしがみつく熊。

我家プロデュースによる熊のエサやりショーが始まった。

途端にあたりは人だかりとなった。

 

エサを持ったヒーロー。

熊ゾーンに現れし救世主。

熊使いとなった気分だ。

 

熊のエサはすぐ使わず、一旦温存する事。
そして、時が満ちた頃に使うべし。

 

これを東武動物公園必勝法とする。


動物園ゾーンで1日を満喫した。

 

そして、夕方5時からイルミネーションが始まった。

 

一旦遊園地ゾーンの東口ゲートまで歩き、そこから動物園ゾーンの西口ゲートに戻ってくる作戦だ。
これにより全てのイルミネーションを制覇出来る。

 

(遊園地ゾーンの乗り物はどれもえげつないくらい混んでいた)

 

イルミネーションが始まると、園内は更に混んできたような気がする。
学校が終わってから来た高校生や大学生がかなり来ているようだ。
そりゃ、タダだしな。

 

イルミネーションも満喫し、翌日は学校という事もあり18時30分すぎに帰路につく。

 

そこで帰り道目にしたのは、東武動物公園駅から東武動物公園に向かうものすごい人の行列であった。

 

20時の閉園までそんなに時間もないのに、これから行くという人がまだまだいるようだ。
見た感じ、ほとんどが大学生のようだ。
そりゃ、タダだしな。


夜はとてつもなく混んでいると思われる。

 

恐るべし埼玉県民の日。