NOROBUSHI

ナウでヤングな40代おやじの独り言

東京湾横断ハーフマラソン

1997年11月24日

 

今から20年前のこの日。

 

東京湾アクアラインが開通する前に行われたハーフマラソン大会に出場した。

 

高校時代はいちおう陸上部に所属していたが、高校卒業後は全くと言っていいほど運動をしていなかった。

もっぱら麻雀ばかりやっていた大学3年生の冬。

ここ数年走る事など一切なく、ぐーたらな生活を送っていた。

 

ある日、寝坊してゆっくりと大学に向かっていた。

電車に一時間は乗る通学時間。

その退屈な時間を過ごすのに、よく網棚の上に放置された新聞や雑誌を拾っては読んでいた。

そんな中偶然拾ったスポーツ新聞に出ていた東京湾アクアラインハーフマラソン大会の広告。

 

俺の中の何かが目覚めたのか!?

走る事により何かを変えようとしていたのか?何かが変わると思ったのか?

いや、とにかくこのハーフマラソンに出場しようと決心したのであった。

友達2人を誘い、参加を申し込んだ。

(確か先着順10000名?くらいだった)

 

そして大会当日。

走る事は数年のブランクがあったが、やはりまだまだ若いこの時。身体がしっかり動く。

川崎側のトンネル入口からひたすらトンネル内を進む景色変化のないなかなかに辛いコースであった。

その分、地上に上がって海上に出た時の感動と爽快感はたまらなかった。

海ほたるで折り返し、再びトンネルの中へ…。

本当に一瞬の地上の世界であった。

そして折り返し後のトンネルは、若干の登り坂となっていた。

本気で走った。

 

そして、一度も歩く事なく完走。

完走証をなくしてしまったか、はっきりと覚えてはいないが、確か3000位から4000位くらいであったと思う。

そんなに悪いタイムではなかったと思う。

タイムと順位が気になる…。

再度、部屋を捜索してみるとするか…。

 

高校卒業後、マラソン大会に出たのは後にも先にもこの1回のみであった。

 

そして、マラソン大会から約一ヶ月後。

開通したアクアラインを通り、当時好きだった女性を誘って海ほたるに車で来たあのクリスマス。

 

そんな汗と涙の想い出が詰まった海ほたるの話はまたの機会に。。。

 

 

それから20年の時が流れて。

 

2017年11月19日。

 

明日、20年ぶりのマラソン大会に挑戦する。

 

第9回越谷レイクタウンランニング

2.5㎞ファミリーランニングに息子と2人で参戦。

 

たかだか2.5㎞だが、かなり辛い戦いになるであろう…。

とにかくもう若くはないという事実。

20年前とは比べようもないくらいに増えまくった体重。

 

まずは再び走りだす為の第一歩。

 

続く…