何かを始めてみるということ
自治会運動会の惨敗から早1週間の時が流れた。
思えば、上の子も同級生の野球少年とサッカー少年の前に無残な敗戦を強いられていた。
(下の子はおたふく風邪により不戦敗)
俺の場合は、無謀にも若者に戦いを挑んだ上での敗戦であるから、まだ仕方がないと言える。
しかし、子供は同級生に負けている。
普段から練習して鍛えている野球少年、サッカー少年相手なので当然といえば当然なのだが。
しかし、このままでいいのか?
今から何かスポーツを習わせるか?
いや、やらせるとしても子供がやりたいと思うものにしたい。
あせって無理矢理何かをやらせてもしょうがない。
しかし、せめて平均よりは上であってほしい(中の上、いや上の下くらいは…)と願うのはどの親も思うところではないだろうか?
だからといって具体的に何をどうこうという事もなく。
何かをしたいが、何をすればいいのか、何かを始めるきっかけが見いだせないのか、しかしこのままでは何も変わらない。
そんな折、インターネットで偶然見つけたもの。
親子参加可能なウォーキング大会の記事であった。
9月23日24日開催
「第10回川口ツーデーマーチ」
当日受付もあり。
子供2人(小4と小2)を引き連れて、24日のほうに参加する事に決めた(23日は仕事)。
こうしたウォーキング大会に参加する事は初めての事だ。
右も左も分からないが、とにかく参加してみる事にした。
別にこれに参加したところで劇的に子供の身体能力が向上するなんてことはないが、とにかくまずは何かを始めてみる事が重要だと思う。
ウォーキングとはいえ、いきなりの実戦にはいささかの不安もある。
学校から帰ってきた子供を引き連れ、近所を軽く歩いてみることにした。
ここで予測していなかった事態が発生。
なんと、嫁も参加を表明してきたのだ。
三男(生後10ヶ月。ハイハイは可能。)はどうする?
結論、俺が抱っこ紐で抱っこして歩く事にした。
三男はすでに10㎏ある…。
三男を抱っこして練習歩行をスタートさせた。
すでに薄暗くなってきたので、本日は3㎞の道のりにしておく。
1キロを過ぎたあたりであろうか。
まずは長男が犬のウンコを踏むトラブルに見舞われる。
2キロを過ぎた頃であろうか。
今度は次男が鼻血を出す。
全員手ぶらで出てきた為、ティッシュなどない。
手で抑えながら家路を急いだ。
抱っこされている三男は隙あらばバシバシと俺にパンチを浴びせてくる。
3㎞の道のりだが、50分かかった。
大会当日は6㎞と10㎞のコースがある。
当初は10㎞にするつもりであったが、様々なトラブルを懸念して、まずは6㎞にする事にした。
ここから何かが始まるのか、変わるのかは分からないが。
とにかく。
まずは始めてみます。
続く